胸焼けの原因は逆流性食道炎?放っておくとどうなる?治し方と予防策


逆流性食道炎

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BoDiSIL編集部

あなたの胸焼けの原因は逆流性食道炎かもしれません。

胸焼けは実は本当につらい症状です。

  • 好きなものは食べられない
  • 付き合いのお酒もあまり飲むことができない

そんな肉体的にも精神的にも苦しい思いを強いられるのが胸焼けです。

しかし胸焼けは、たかが胸焼けと軽視されがちなのです。

多くの人が、「胸焼けくらいで病院に行くのも・・・」

と思ってしまうのではないでしょうか。

しかし、胸焼けを放置すると深刻な病気の進行を見逃してしまうことあるので注意が必要です。

本記事では、胸焼けの多くの原因である逆流性食道炎の治し方や予防策をご紹介します。

胸焼け・逆流性食道炎の症状に悩んでる人はたくさんいる


胸焼けの原因、逆流性食道炎とは!?

吐き気

なんだか最近胸焼けがひどい、吐き気がするし食べたものがこみあげてくる感じがして眠れない…なんていうこと、ありませんか。

胸焼けは食べ過ぎた時になるもの、と思っている人が多いかもしれませんが、逆流性食道炎という病気である可能性もあります。

逆流性食道炎とは、食べたものが胃で消化されている途中に、食道に逆流して食道が炎症を起こしてしまう病気です。

胃で消化されている途中の食べ物だけではなく、強い酸性の胃酸も逆流してしまいます。

そのため、喉や気管支を直接刺激してひどくなると喉がかれる、口内炎がたくさんできる、喘息や咳が出るなどの症状も。

逆流性食道炎は胸焼けだけではなくいろいろな症状が起こるので、たかが胸焼け、と思って放置してしまうと辛い症状がたくさん出てきてしまいます。

逆流性食道炎になってしまう原因

逆流性食道炎の症状はとても辛いものですが、人によってその原因は様々です。

まずは原因となることを把握して、自分自身の食生活や生活習慣などを見直してみましょう。

食生活に問題がある

高脂肪の食事を好んで毎日している人は、逆流性食道炎のリスクが高まります。

脂肪は他の栄養素に比べて消化するときに負担がかかり、胃酸が増えるからです。

下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)の筋力の低下

下部食道括約筋とは、食道と胃の境目にある筋肉のことで、一定の圧力で胃から内容物や胃酸が逆流しないようにする働きがあります。

加齢によってこの下部食道括約筋が緩んでしまうと、逆流性食道炎の症状が出てしまいます。

ストレス

ストレス

毎日の仕事や家事、育児の中で知らず知らずのうちにたまってしまうストレスも、逆流性食道炎の原因になります。

ストレスは食道の働きを弱めたり、食道の過敏性を高めたりして逆流性食道炎の症状を引き起こしてしまいます。

便秘

慢性的な便秘で悩んでいる人は、便秘によって逆流性食道炎をおこしている可能性があります。

便秘によって腹圧が高まると、食道への逆流が起こりやすくなります。

胸焼け、逆流性食道炎の治し方のポイント

胸焼けの症状を解決し、逆流性食道炎を防ぐには、生活習慣の見直しが不可欠です。

胸焼けのないスッキリとした毎日を過ごすために、解決ポイントを把握してみましょう。

食生活の見直し

揚げ物

脂肪分の多い食生活をしている場合、逆流性食道炎にかかりやすくなります。

摂りすぎると逆流性食道炎になりやすいもの
  • アルコール
  • 炭酸飲料
  • 甘いもの
  • 油もの
  • ブラックコーヒー
  • 炭水化物
  • 梅干しや柑橘類などの酸味が強いもの
  • たばこ

これらを好んで毎日摂取している人は注意しましょう。

栄養バランスのいい食事をするように心がけ、胸焼けを起こしやすい人はなるべく毎日の食事の中で上記の食品を避けるようにしてみてください。

食後すぐに横にならない

横になる

食後にすぐ横になると、逆流をおこしやすくなってしまいます。

まずは食後の数時間、横にならないように生活してみるのがおすすめです。

また、前かがみの姿勢猫背は腹圧が上がりやすいので、食後にはもちろん、普段から姿勢を正しくして生活したいですね。

病院での薬物治療

胸焼けの症状が慢性化している場合は、必ず病院に行って診てもらいましょう。

逆流性食道炎だった場合には人それぞれ進行スピードも違いますし、自分に合った治療を施してもらえます。

逆流性食道炎は胃酸を抑えたり、胃酸の酸性度を薄めるような薬での治療が主体になります。

早くこの胸焼けから解放されたい!という場合には病院に行きつつ食生活の改善を行うのがおすすめです。

病院にかかる場合には、内科や胃腸科、消化器科を受診してください。

また、ドラッグストアなどで売られている市販薬で対処できることもあります。

胃酸の分泌をおさえる、胃の粘膜を保護してくれるなどの薬が販売されています。

逆流性食道炎の市販薬
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漢方薬にも使われる生薬を中心にして作られた薬もありますので、試してみるのもいいかもしれませんね。

重症化した場合には手術も視野に

薬での治療で、なかなか改善が見られない、という場合や重症化しているような場合には手術を行うこともあります。

また、重症化している場合には放置していると食道がんになってしまうリスクもありますので、胸焼けの症状が重い場合や気になるときには、なるべく放置せずに早めに病院にかかるのがいいでしょう。

胸焼け・逆流性食道炎の治し方の詳細

食事について

お酒

まずは毎日の食事から変えていかなければ、胸焼けの症状を繰り返してしまうことになります。

胃酸の分泌を高める食品を摂るのを控えてください。

胸焼けが起こりやすい食べ物は前述した通りですが、特にアルコールは胃酸分泌を高めるのと同時に、下部括約筋をゆるめてしまいます。

胸焼けが起こりやすいと感じたら、なるべくアルコールを控えるようにしてください。

また、普段の生活の中でコーヒーや紅茶を飲む機会の多い人や喫煙する習慣がある人も要注意です。

普段の生活の中で何気なく摂取しているものが胸焼け、逆流性食道炎につながっている可能性があるので気をつけましょう。

また、逆流性食道炎になりやすい人には以下のような特徴があります。

  • 喫煙者
  • アルコールをよく飲む
  • ストレスが多い
  • 肥満の人
  • 食べ過ぎてしまう人
  • フライなどの油ものが好き、甘いものが好きな人

上記の項目に自分が当てはまると感じたら食生活を改めましょう。

寝る時には枕を高くして眠る

枕

食後すぐに横になると逆流しやすくなってしまうのでしないようにすることに加えて、就寝する時には状態を少し高めにして眠るのがおすすめです。

注意
うつぶせになって眠ると胸焼けの症状が強くなるので控えましょう。

肥満解消対策を行う

食べすぎは胃酸がたくさん出てしまいます。

暴飲暴食や早いペースでの食事、食後にすぐ眠るというのは逆流性食道炎のリスクが高まります。

肥満に悩んでいる人はこれらの行動を無意識にとっている可能性があるので、まずは毎日の行動を見直していきましょう。

適度な運動習慣と食生活の見直しで肥満と一緒に逆流性食道炎も解決させていけるようにしたいですね。

例えば、1日だけファスティング(断食)してみるのもオススメです。
下記に1日ファスティングの方法を書きましたので参考にしてください。

お腹周りを締め付ける服を着ない

女性の場合、体型を補正するためにつけるガードル補正下着は、お腹周りを締め付けることになり、腹圧が上がって胃の内容物が逆流しやすくなって胸やけを起こしやすくなります。

ガードルや補正下着を着用するのが当たり前になっている人は、毎日つけることは控えてください。

病院(内科・胃腸科・消化器科)を受診

病院

繰り返しになりますが食生活や習慣を見直して胸焼けが一向に収まらない、という人は一度病院で診てもらいましょう。

胸焼けの症状で病院に行くなんて、と思ってしまいがちですが、自分自身の体に合った対処方法で治療してもらえるので、苦しい胸焼けの症状を早く解消できる可能性があります。

胸焼けは重大な病気が隠れている可能性もあるので頻繁に胸焼けがおこるようであれば我慢せず、早めに病院を受診するのがオススメです。

胸焼けや逆流性食道炎は重症化することも

逆流性食道炎は、重症化した場合には食道がんになる恐れもあります。

また、胸焼けの症状である「のどの違和感」「のどがつかえた感じ」は、食道がんの症状でもあるため、早めに医療機関を受診した方がいいでしょう。

胸焼けは、放っておくと重大な病気を見逃すことにもなりかねません。

食べ過ぎただけならいいのですが、慢性的に症状が出る場合には注意が必要です。

しかし予防方としては簡単にできるものばかりです。
まずは食生活に気をつけ、食べてすぐに横にならないことから始めてみて下さい。

人間にとって食事はなくてはならないものです。

辛い胸焼けの症状を解消して、毎日の食事を楽しいものにしていきましょう。

BoDiSIL編集部

本記事のポイントをおさらい
  • 胸焼けの原因は逆流性食道炎の可能性アリ
  • 高脂肪の食事、アルコール、便秘などが原因
  • 毎日の食事や生活習慣を見直すことが大事
  • 重症化すると食道がんになることもあるので早めに医療機関を受診する