指の第一関節が痛いのはへバーデン結節!?原因は不明?遺伝するの?リウマチとの違いと治療法について解説


へバーデン結節

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BoDiSIL編集部

  • 「指の第一関節が痛むので、湿布を張って様子を見ている」
  • 「あまりにも痛いので痛み止めが手放せない」

こんな悩みはありませんか?

この記事にたどり着いたあなたはもしかしたら、病院を受診し、

ヘバーデン結節ですね

と言われたのかもしれません。

ヘパーデン結節はあまり聞きなれない病気かもしれませんが、実は国内で300万人以上の患者数がいます。

この記事では、実は国内で300万人以上が悩んでいるというヘバーデン結節について、詳しく解説していきます。

へバーデン結節はTwitterでも数多くつぶやかれるほど患者数は多い


へバーデン結節の症状・原因は?

ヘバーデン結節を発症すると次のような症状が現れます。

へバーデン結節の症状
  • 指の第一関節の痛み
  • 第一関節の腫れや変形
  • 第一関節の近くに水ぶくれ(ミューカスシストまたは粘液嚢腫)ができる
  • 指が動かしにくくなる

痛みは日を追うごとに強くなることもあります。

痛みや動かしにくさが出てくると、ものを強く握ったり、指を動かしたりするのが難しくなってきて、日常生活に支障が出てくることも珍しくありません。

ヘパーデン結節は40代以降女性に多い

手

ヘバーデン結節は、40代以降の女性に多く見られます。

手をよく使う仕事をしている人はなりやすいと言われていますが、すべての人が発症するわけではありません。

また、ヘバーデン結節ができる原因はまだ詳しく分かっていないのが現状です。

へバーデン結節は遺伝するの?

母親や祖母がヘバーデン結節だった人は、そうでない人に比べてヘバーデン結節になりやすいと言われていますが、「ヘバーデン結節が遺伝する」という科学的なデータはまだありません。

ただし、体質が遺伝することを考えると、ヘバーデン結節になりやすい体質も遺伝していると思われるので、近親者にヘパーデン結節の人がいる場合、必要以上に指先に負担をかけないよう気を付けておいた方が良いでしょう。

ヘパーデン結節とリウマチの違い

リウマチ

指の関節の変形が見られる病気に「関節リウマチ」があります。

関節リウマチもまた痛みを伴う病気なので、ヘバーデン結節の患者さんの中には「リウマチになってしまったのでは!?」と必要以上に不安になる人がいます。

しかし、関節リウマチとヘバーデン結節は全く別の病気なので、違いを簡単におさらいしておきましょう。

関節リウマチ
関節リウマチは、全身の病気です。

関節リウマチは、関節の中にある組織が必要以上に増えることで関節に炎症が起き、痛みや変形といった症状が現れます。

また、貧血やだるさといった全身症状が出ることもあり、両方の手足の関節が対象に腫れるのも特徴です。そして、指の関節の症状は「第二関節」に出やすいとされています。

ヘパーデン結節
リウマチと違い、ヘバーデン結節は全身の症状を伴いません。
症状も、指の第一関節を中心に現れます。
 

いずれにしろ一般人が素人知識で判断すると治療開始が遅れたりするので、不安な場合は最寄りの整形外科で相談してみましょう。

へバーデン結節かもしれないと思ったら

「最近指が動かしにくくなってきた」

「第一関節が腫れて痛い」

という症状が表れたらどうすれば良いのでしょうか?

まずは整形外科を受診する

整形外科を受診する

まず、何よりも先に整形外科を受診しましょう。

ヘバーデン結節は、原因不明の病気です。

また、放っておいても自然に良くなることは基本的にありません。

放っておくとどんどん痛みがひどくなり、日常生活にも支障が出てくるので、早めに整形外科を受診して、専門医の治療を受けましょう。

ヘパーデン結節の治療法とは!?

整形外科では、次のような方法でヘバーデン結節を治療します。

1.保存療法(注射、テーピング)

注射

まず選択されるのが、保存療法です。

注射で炎症を起こしているところに直接薬を投与するほか、テーピングなどで痛む指を保護してヘバーデン結節の症状を和らげます。

特に痛みが強い場合は関節内にステロイド剤を少し注射することで痛みが和らぐ場合もあります。

テーピングは、痛む指の保護だけでなく、酷使する指にヘバーデン結節ができるのを予防するのにも効果的です。

ヘバーデン結節の症状は人それぞれに異なるため、効果的なテーピング方法もまた異なります。

一度整形外科で効果的なテーピングの方法を相談してみるようにしましょう。

2.手術療法

手術

保存療法を行っても痛みや腫れが改善しなかったり、日常生活に支障が出てしまっている場合は手術療法が行われます。

ヘバーデン結節の手術では、コブを切除する方法や関節を固定する方法が取られます。

医師と相談の上、自分に合った方法の手術を受けましょう。

なお、医師によっては体質改善を目的として漢方薬を処方することもあります。

このあたりは医師によって治療方針に違いがあるので、かかりつけの整形外科医に相談してみてください。

へバーデン結節の対策方法

では、ヘバーデン結節になってしまったらどうすれば良いのでしょうか?

大切なのは次の3つです。

とにかく手を休める

手を休める

仕事や家事で忙しいとなかなか手を休めることは難しいかもしれませんが、ヘバーデン結節になったらできるだけ手を安静に保ちましょう。

必要に応じて固定するなどして、できるだけ痛い部分を動かさないようにすることが大切です。

テーピングをする

「安静が大事」とはいっても、どうしても手を動かさなければならない時もあります。

そんな時は、テーピングを行って指先を保護しましょう。

「竹虎 指関節用テーピングテープ ディップエイド」は、誰でも簡単に貼ることができるテーピングです。

防水素材なので、貼ったまま水仕事・入浴ができます。

また、かぶれにくい素材を使用しているので、肌が弱い人でも安心して使うことができます。

痛みがひどいときは病院を受診する

どうしても痛みが治まらない・どんどん強くなってくるというときは、我慢をせず病院を受診しましょう。

病院で痛み止めの注射をしてもらうだけで、痛みが和らぐこともあります。

ヘバーデン結節は、発症する原因が詳しくわかっていないため、自分で対策をしようにも選択肢が限られるのが現実です。

素人が自己判断でケアをして悪化させてしまうのを防ぐためにも、痛みがひどいときは我慢をせず病院を受診しましょう。

まとめ

ヘバーデン結節に悩む人は、約三百万人にも上るとされています。決して珍しい病気ではありません。

ヘパーデン結節になってしまったら、まずは整形外科を受診しましょう。

その上で、必要に応じて手を安静にする・テーピングで指先を保護するなどして、痛みを和らげるよう努めてください。

手が痛いというのは、とにかく不便です。

また、手は体の中で最も動かす場所といっても過言ではないため、思うように動かせないのはストレスが溜まります。

これ以上症状を悪化させないためにも、まずは整形外科の診察を受け、医師の指示に従って治療を行いましょう。

BoDiSIL編集部