子供の身長を平均より伸ばすために親ができることとは!?|今は低身長でも何とか平均を超えて欲しい!願いを叶えるための知識をシェア


子供の身長を伸ばす

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BoDiSIL編集部

まずはじめに、子どもの身長の伸び方は人それぞれです。

ゆっくりと成長をする子どももいれば、身長の伸びる時期は早いけれどその後伸び悩むなど、様々なパターンがあります。

しかし、我が子に対して、

今は身長が低いけど、できれば成長と共にたくさん伸びて欲しい。

この願いは、親であるあなたの身長が低ければ低いほど、より強いものとなるでしょう。

なぜならあなたがこれまでに抱いてきた低身長というコンプレックスを自分の子供には感じてほしくないからですよね。

では、子どもの身長を伸ばしたい時に、どのような準備をすれば効果が期待できるのか。

できれば平均、いや、男性なら175センチ女性なら160センチを超えてもらいたい。

そんな願いを叶えるためにすべきことを解説していきます。

子どもの身長が低いと悩んでいる親のリアルな声


子どもの成長はどんなことでも気がかりなものです。

このように子どもの身長について悩みを抱えている方は多いのです。

子どもが低身長だと判断される基準は-2SD

低身長の基準

日本小児内分泌学会のホームページを参考にすると低身長の基準が分かります。

成長曲線 男の子

引用元:http://jspe.umin.jp/public/teisinchou.html

子どもの身長が平均値かどうか、低身長ではないかどうかを見るときはこの成長曲線を使用します。

平均値を中心として、2段階下回る「-2SD」を下回ると、医学的に低身長と見なします。

「-2SD」を下回る子どもは割合的には100人いたら2,3人といったところです。

子どもの低身長の理由の多くは遺伝や体質によりますが、成長ホルモンがうまく分泌されていないことや、染色体や骨の病気が潜んでいることもあるので、不安に感じたら早めに小児科を受診するようにしていきましょう。

低身長には原因となる病気が潜んでいることも

低身長を引き起こす病気は次のようなものが考えられます。

  • 成長ホルモンや甲状腺ホルモンの病気
  • 染色体の病気
  • 子宮内発育不全
  • 骨や軟骨の病気
  • 心臓・肝臓・腎臓などの臓器の病気

これらが原因で成長ホルモンがうまく分泌されないと診断された場合、成長ホルモン治療を主に行います。

プロサッカー選手のメッシ選手は成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断され、少年時代に成長ホルモンを投与していたそうです。

リオネル・メッシ

10歳の頃成長ホルモンの分泌異常の症状(低身長)が発覚、成長ホルモン投与などの治療なしでは身体が発達しないと診断されたが、ニューウェルズ・オールドボーイズは治療費の工面を拒否した。
人生の転機となったのは、13歳の時に受験し合格したスペイン・リーガ・エスパニョーラのFCバルセロナの加入テスト。当時の監督カルロス・レシャックは彼のプレーを一目見ただけでその小さな身体に驚くべき才能と将来性が宿っていることを悟り、すぐさま合格を決めたという。FCバルセロナは家族揃ってのバルセロナへの移住を条件に治療費を全額負担することを約束し、家族もこれを快諾。2001年3月1日正式契約を結びスペインでの新たな生活を始めることとなる。この時、彼の身長は143cmだった。ユースチームで投薬治療を続けた結果、身長は170cmまで伸び、選手としても一流のテクニックを披露するまでに成長。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/リオネル・メッシ

成長ホルモン治療とは

成長ホルモン治療

成長ホルモン治療は内服ではなく、注射で行っていきます。

糖尿病のインスリン注射のように、現在では成長ホルモン治療の注射も自宅で行うことができるようになったので、通常の成長ホルモンが分泌される形に似せて、毎日就寝前に注射を打ち、眠っている間に成長ホルモンが働きかけるようにしていきます。

成長ホルモン治療を始めると、ほとんどの子どもに効果が見られ、少しずつ正常範囲の身長へと近づいていくとされています。

病気以外で子供の身長が伸び悩む理由とは?

では、病気ではないのに、身長が伸び悩んでいるのはどのような理由が考えられるのでしょうか。

遺伝や栄養状態が大きく関係する

2014年にアメリカやイギリスの研究チームが発表したところによると、身長の高さの約8割は遺伝子による影響だということが分かりました。

ですが、栄養が足りていない状態だと、身長が伸びる遺伝子を持っていても背が低くなることがあるということも明らかとなっています。

つまり、身長を伸ばすには、遺伝以外に栄養状態も非常に密接に関わっていることになります。

環境による影響

環境による影響

身長が伸び悩むのには、遺伝・栄養状態の他に、環境による影響も挙げられます。

睡眠運動が足りていない場合も身長の伸びに影響が出てきます。

他にも、心理状態も身長の伸びに大きくかかわってきます。

親から充分に愛情を与えられていないなどの極端な場合だけではありません。

例えば、親が子どもにプレッシャーをかける、夫婦仲が悪く家庭の雰囲気が悪いといった状況で、子どもが家庭内で落ち着くことができず、ストレスを抱えていると成長ホルモンがうまく分泌されず、身長の伸びに影響が出てきてしまうのです。

子どもの身長を伸ばすためのポイント

子どもの身長を伸ばすためのポイントを以下となります。

子どもの身長を伸ばすためのポイント
  • 食事やサプリメントでの栄養補給
  • 運動
  • 睡眠
  • ストレスの排除
  • 思春期(第二次性徴)を遅らせる

子どもの身長を伸ばそうと意識した時に親であるあなたが手伝えることはこの辺りとなります。

これらを意識して成長ホルモンをどれだけ分泌させることができるかが鍵となってきます。

それではさらに具体的に解決策を見ていきましょう。

子供の身長を伸ばすための方法

たんぱく質をしっかりと摂る

タンパク質

身長を伸ばすための栄養というと、牛乳などのカルシウムをイメージする人もいますが、何よりも重要となるのは「たんぱく質」です。

身長が伸びるとき、軟骨成分というものが集まって骨が伸びるのですが、その軟骨成分の素となるのが、たんぱく質となります。

なので、身長を伸ばしたい時は、肉、魚、卵などをしっかり摂るのがオススメです。

また、おやつの時間も貴重な栄養補給の時間です。

おやつの時間はついついお菓子をあげてしまいがちですが、身長が高い子どもがいる家庭はおやつの時間に、さつまいもおにぎり、おからを使ったケーキなど栄養価の高いものを食べていることが多いのです。

おやつの時間も食事の一環と考えて、しっかり栄養を摂れるものをあげるようにしましょう。

運動は身長を伸ばすのに効果的

バスケットボール

身長を伸ばすためには運動も密接な関係があります。

よくバレーボールやバスケットボールなどの競技は身長を伸ばすと言われています。

これには、元々身長が高い人がたまたまその競技をやっているだけ、偶然にすぎないという説もあるのですが、ジャンプをするということは骨を形成する骨芽細胞を刺激し、骨の成長を促す効果があると、子どもの身長を伸ばす生活マニュアルの著者、額田医師は言っています。

また、ジャンプに限らず全身運動による刺激は軟骨に栄養を行き渡らせ、骨を成長させるのです。

額田医師によれば、実はジャンプをする運動が背を伸ばすといわれるのは、骨に重圧がかかる際、骨芽細胞がその刺激を感知して活動が活発化になり、その結果、骨が硬く丈夫になるのを背が伸びると誤認され伝わっているからだという。実際に背を伸ばすのは、ジャンプに限らず、身体を「ひねる」「そらす」「曲げる」というまんべんなく動かす全身運動であるという。こういった全身運動の刺激により、軟骨に栄養を行き渡らせる、関節液の循環を良くし、骨の成長を促す効果がある。

引用元:http://www.kobekids.net/tokumei.html

睡眠をしっかりと取り、食事を早めに終わらせる

子供の睡眠

「寝る子は育つ」とよく言いますが、これは本当です。

寝ている間、脳下垂体から成長ホルモンが分泌されていくからです。

どのくらい眠ればいいのかというと、子供の場合、1日10時間以上はしっかりと眠りましょう。

そしてもう1つ重要なポイントは成長ホルモンは血糖値が高い状態では分泌が抑えられるということです。

成長ホルモンには血糖値を上げる作用があるため、夜間の血糖値が高いと成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうのです。

その為、就寝時間の2時間前には食事を終えているのが望ましいです。

ストレスを排除し、心が安らぐ環境を作る

愛情

ストレスがかかる環境下にいると成長ホルモンが分泌されにくいということが分かっています。

とはいっても、難しく考える必要はなく、子どもが安心して過ごせる家や空間をきちんと確保するようにしましょう。

ついきつく叱ってしまった後は、「言い過ぎたね」と気持ちを伝えるなどして、子どもが(自分はここにいてもいいんだ)と感じることが大切です。

またお母さんが叱った時はお父さんがフォローに回るなど、心に逃げ場を作ることも大切です。

家庭内の雰囲気も大切だとお伝えしましたが、もし子どもの前で喧嘩をしてしまった時は、仲直りするところまで見せるのもポイントです。

このように不安を感じることがあったとしても、すぐにそれを埋められるような家庭であれば問題はありません。

子供に安心感を与えるコツ
  • 叱りすぎたと感じた場合は「言いすぎてしまったこと」を素直に子供に伝える
  • 母親が叱りすぎた時は父親がフォローに回る(逆もしかり)
  • 夫婦喧嘩とした際は仲直りするところを見せる

思春期(第二次性徴)の到来を遅らせる

成長期

成長ホルモンの分泌のピークは思春期を迎えるまでとされています。

その為、思春期が終わると身長の伸びもほとんど止まります。

ということは思春期を迎えるのが遅い方が、身長が伸びるチャンスが増えるわけです。

思春期の到来をコントロールするなんてできるの!?

と思いますよね。

実は思春期の到来はある程度はコントロールできるのです。

思春期は性ホルモンというホルモンが影響を与えて、第二次成長が始まるのですが、その性ホルモンは睡眠による影響を強く受けるのです。

体が睡眠不足の状態が続いていると、性ホルモンが多く分泌されていき、思春期も早く訪れてしまいます。

また、肥満傾向にあるのも同様で、肥満状態で分泌されるレプチンというホルモンが性ホルモンの分泌を促してしまうのです。

この為、成長期にしっかり睡眠をとり、肥満を防ぐことに努めた生活を送ると、思春期の到来を早めることなく、成長期のチャンスを長く持つことができます。

まとめ

子どもの身長を伸ばすために必要なことをポイントについて書いてきましたが、キーとなるのは「成長ホルモンの分泌」であるということがお分かりになったかと思います。

成長ホルモンの分泌を促すためにすべきことはこれまで書いてきた通りです。

ただ、そこまで難しいことはなくシンプルに考えて下さい。

まずは、睡眠、食事、運動の3点セットをしっかりすること。

つまり、規則正しい生活をしっかりと送ることです。

睡眠、食事、運動といった日常生活の基本となるところを大切にしていけば、成長ホルモンが分泌される期間も長くなりますし、健康な体づくりにも繋がっていきます。

健康的に伸び伸びと生活を送っていけば、身長を伸ばすことに期待が持てるということです。

是非、これまで紹介したことを実践して、成長ホルモンが分泌されやすい環境づくりに励んでいきましょう。

BoDiSIL編集部

本記事のポイントをおさらい
  • 身長を伸ばすには成長ホルモン分泌がカギ
  • 睡眠、食事、運動が大事
  • ストレスを与えないことも重要
  • 血糖値が高いと成長ホルモンはあまり分泌されない
  • つまり、夜ご飯は早めに終わらせておく
  • 睡眠をしっかり取り、肥満を防ぎ、性ホルモンの分泌を抑え、思春期の到来が遅れるように働きかける