顔がほてる原因は更年期障害|更年期障害の特徴と対策を徹底解説


更年期

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BoDiSIL編集部

  • 「真夏でもないのに顔が熱くて、汗が止まらない」
  • 「顔が熱くて汗が止まらないからハンカチが手放せない」

こんな悩みはありませんか?

気温がそれほど高いわけでもないのに顔がカッと熱くなるのは、中年以降の女性に多く見られる症状の一つです。

顔のほてりの原因はいくつか考えられますが、女性であれば頭の片隅に置いておきたいのが「更年期障害」です。

更年期障害は、症状の出方や強さに個人差はありますが、女性であれば誰しも悩まされる恐れがあります。

この記事では、更年期障害の特徴を解説するとともに、更年期障害の対策をお伝えします。

顔がほてるなどの更年期障害で悩んでいる人のリアルな声


顔がほてる原因、更年期障害とは!?

更年期の不調

更年期障害が起こる原因は、女性ホルモンの急激な減少です。

女性の場合、閉経と共に女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」がどんどん減少していきます。

すると、ホルモンバランスの乱れから、様々な不調が起こってしまうのです。

更年期障害の強さは個人差が大きく、日常生活に支障が出るほど症状が重い人もいれば、まったくと言っていいほど症状が見られない人もいます。

年齢を重ねたことによる自然な体の変化ではありますが、辛い場合は市販薬を服用したり、医師に相談したりして上手に更年期を乗り切りましょう。

なお、最近はホルモンバランスの乱れから、若い女性でも更年期障害のような症状に悩まされる人が増えています。

更年期っていつから始まるの?

一般的に、更年期は閉経の前後10年の間を指します。

日本人女性の平均的な閉経年齢は51歳ですが、人によっては40代前半以前に更年期の症状が現れることもあります。

30代後半になると卵巣の機能が衰え、ホルモンバランスが乱れやすくなるので、30代半ばごろから更年期をスムーズに乗り切るための準備を始めましょう。

顔がほてる更年期の症状、ホットフラッシュとは!?

顔が火照る

では、更年期になるとどうして顔がほてるようになるのでしょうか?

更年期独特のカッと体が熱くなるようなほてりは、「ホットフラッシュ」と呼ばれます。
ホットフラッシュによる顔のほてりは女性の約6割が経験するとされており、決して珍しい症状ではありません。

更年期になってエストロゲンが少なくなると自律神経が乱れ、血管の収縮や拡張が起こり、ホットフラッシュにつながります。

ホットフラッシュが起きると一気に体が熱くなり、脈も速くなり、汗が噴き出してきますが、長時間続くことはありません。

顔がほてった時の対策5選

ホットフラッシュによって顔がほてった時は、次のような方法を試してみましょう。

首筋を冷やす

首筋を冷やす

最も効果的な方法は、首筋を軽く冷やすことです。

首筋の血管を冷やすことで症状を抑えることができます。

冷やすときは、濡れタオルウェットティッシュなどを使うと良いでしょう。

保冷剤やキンキンに冷やしたタオルなどを使うとかえって症状が悪化することがあるので避けてください。

服装で体温を調節する

スカーフ

服装で体温を調節するのも効果的です。

普段から体温調節がしやすい服装を心がけましょう。

カーディガンストールなどを賢く活用して、ホットフラッシュが起きたら羽織物を脱ぐ・ストールを外すなどして体温を調節してください。

顔がほてって汗をたくさんかいたあとは、体が冷えやすくなります。

この時も羽織物などを使って体が冷えないように工夫しましょう。

顔のほてり、更年期障害の予防方法

ホットフラッシュによる顔のほてりは、普段の生活の中で工夫することで、ある程度和らげることが可能です。

次のポイントに気を付けて顔のほてりを予防しましょう。

軽い運動を習慣にする

運動

あなたは、普段運動していますか?

もし運動していないのであれば、散歩からでも構わないので、軽く運動する習慣を付けましょう。

更年期障害にオススメの有酸素運動
  • ウォーキング
  • ジョギング
  • ヨガ
  • サイクリング

これらには更年期障害の症状を改善する効果があるとされています。

1週間に3日~4日、1日あたり30分~60分を目標に、徐々に運動する時間を増やしていってください。

体を動かすのはストレス解消にも効果的です。

自分が無理なく取り組める運動を始めてみましょう。

バランスの良い食事を心がける

大豆イソフラボン

更年期障害による顔のほてりを和らげるには、食事にも気を配りましょう。

理想は一汁三菜を基本にしたバランスの良い和食です。

豆腐やみそ、納豆など大豆製品を多く取り入れるようにしましょう。

大豆には、「イソフラボン」という女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれています。

不足しがちな女性ホルモンの働きをサポートしてくれるので、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

サプリメントや市販薬を活用する

サプリメント

ドラッグストアに行くと、様々なサプリメントや市販薬が売られています。

更年期障害による顔のほてりが気になり始めたら、サプリメントや市販薬を使ってみるのも良いでしょう。

更年期障害に良いとされる成分には次のようなものがあります。

更年期障害に有効な成分一覧
  • 大豆イソフラボン
  • 女性ホルモンのような働きをする成分です。サプリメントで補う場合は、1日に30mgを超えないよう注意しましょう。

  • エクオール
  • 大豆イソフラボンから作られた「大豆イソフラボン代謝物」です。1日10mgを目安に摂取すると、更年期症状などに効果があるとされています。

  • レッドクローバー
  • レッドクローバーは、ヨーロッパとアジア原産の豆科の植物です。大豆と同じようにイソフラボンが含まれています。

  • ブラックコホシュ
  • ブラックコホシュは、北アメリカに分布する植物です。「ホルモンバランスを整える」「更年期障害によるほてりを和らげる」とされ、アメリカでは更年期対策成分として人気があります。

  • ローヤルゼリー
  • ローヤルゼリーは「女性ホルモンの働きを助ける」とか「アンチエイジングに効果がある」と人気の成分です。化粧品などにも多く配合されています。

また更年期障害に効果がある医薬品には次のようなものがあります。

ルビーナ
「ルビーナ」は「連珠飲(れんじゅいん)」という漢方薬がベースの市販薬です。
血行を良くして体を温め、水分バランスと自律神経の働きを整えてくれます。

ルビーナ
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命の母
「命の母」は13種類の生薬とビタミン類を組み合わせて作られた市販薬です。漢方ベースの薬ですが、体質を問わずに服用することができるため古くから人気があります。
命の母
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ラムールQ
「ラムールQ」は、「中将湯」という漢方薬に鎮痛作用のあるエンゴサク、鎮静作用のあるカノコソウ、センナエキス、8種のビタミンを配合して作られた市販薬です。
加味逍遙散
「加味逍遙散」は比較的体力がなく、肩こりやイライラ、のぼせ、便秘といった症状がある人に処方される漢方薬です。
クラシエ漢方
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桂枝茯苓丸
「桂枝茯苓丸」は比較的体力があり、のぼせや足先の冷えなどを感じる人に処方される漢方薬です。

専門の医師に相談する

日常生活に支障が出るほど強い顔のほてりに悩まされているのなら、一度婦人科の医師に相談してみましょう。

更年期障害は、女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの乱れが原因で起こります。

婦人科では主に次のような治療法が行われるので参考にしてください。

  • 飲み薬、貼り薬によるホルモン補充療法
  • 漢方薬による治療
  • 抗うつ剤や抗不安薬による治療

まとめ

ホットフラッシュによる顔のほてりがひどくなると日常生活に支障が出ることもあるので、顔のほてりが気になり始めたら早めに対策を始めましょう。

なお、顔のほてりは更年期障害以外の原因でも起こる場合があります。

婦人科で相談しても症状が改善しない場合は、更年期以外の原因の可能性もあるので一度内科でも相談してみると良いでしょう。

BoDiSIL編集部

本記事のポイントをおさらい
  • 顔がほてる原因はホットフラッシュの可能性
  • 更年期はエストロゲンが少なくなる
  • 血管の収縮や拡張が乱れてホットフラッシュが起こる
  • 冷やす、運動する、イソフラボンなどの栄養素を積極的に摂取する