トイレが近い!男女別に原因と対策を解説|頻尿に効く4つのツボとは!?


頻尿に効くツボ

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BoDiSIL編集部

さっきトイレに行ったのに、またトイレに行きたくなってしまう頻尿は、日常生活にも大きな影響を及ぼす困った症状です。

女性は男性に比べて頻尿になりやすいと言われていますが、頻尿はデリケートな悩みであることから誰にも相談できず、一人で悩みを抱え込んでしまっている人がたくさんいます。

また、男性と女性とは頻尿になる原因がそもそも異なります。

この記事では男女別の頻尿の原因を詳しく解説するとともに、日常生活の中でできる頻尿対策をご紹介します。

トイレが近い!頻尿で悩んでいる人はたくさんいる


トイレが近い!女性の頻尿の原因

そもそも頻尿はなぜ起こるのでしょうか?

過活動膀胱(かかつどうぼうこう)

過活動膀胱

女性の頻尿の大きな原因の一つは「過活動膀胱」です。

過活動膀胱自体は男女関係なく見られる症状ですが、女性の場合は過活動膀胱による頻尿が男性に比べて多いとされています。

過活動膀胱は、膀胱が敏感になり、自分の意思に関係なく収縮してしまう病気です。

50代女性の8人に1人が過活動膀胱に悩んでいるというデータもありますが、病院を受診している人はわずか8%と極端に少ないのが現状です。引用元:http://jyoseinomikata.jp/overactivebladder/

利尿作用のある飲み物の飲みすぎ

コーヒーの飲み過ぎ

あなたは普段コーヒーお茶をたくさん飲んでいませんか?

もしコーヒーやお茶をたくさん飲むのであれば、飲み物の利尿作用が頻尿の原因になっているかもしれません。

コーヒーやお茶には、利尿作用があります。

ただでさえ水分を多くとれば尿の量が増えてトイレが近くなるのに、利尿作用のある飲み物を飲めばさらにトイレが近くなることは想像に難くないと思います。

頻尿が気になる場合は、コーヒーやお茶の量を見直すのも大切です。

緊張や不安など心の影響

緊張

頻尿は、「外出先で漏らしてしまったらどうしよう」とか「トイレが見つからなかったらどうしよう」といった不安を感じやすい症状です。

実は、その不安が頻尿を悪化させています。

緊張したり不安になったりすると、どうしてもトイレが近くなります。

頻尿に悩む人の多くは、頻尿であることで、そうでない人より不安や緊張を感じやすく、不安や緊張からさらに頻尿になるという悪循環に陥っていることが少なくありません。

加齢による膀胱機能の衰え

年齢を重ねると、膀胱の機能も衰えてきます。

膀胱の弾力が失われて、溜められる尿の量が少なくなると、頻尿になってしまうのです。

子宮筋腫

子宮筋腫

女性の場合、子宮筋腫によって膀胱が圧迫されて頻尿になることもあります。

30代40代の女性の5人に1人は子宮に筋腫があるとされていますが、最初のころはほとんど自覚症状がありません。

子宮筋腫は放っておくと、

  • 生理痛
  • 不妊
  • 腰痛
  • 貧血

これらの原因にもなるので、頻尿に加えてこれらの症状が見られるときは、一度かかりつけの婦人科で相談してみましょう。

体の冷え

体の冷えも頻尿を引き起こします。

  • 薄着になりがち
  • 冷房の効いた場所に長時間いることが多い
  • 座りっぱなしで運動不足になっている

日常生活で上記が当てはまるようだと、体が冷えやすい状況です。

冷えが刺激となって膀胱が縮むので、トイレが近くなってしまいます。

トイレが近い!女性の頻尿の予防・対策方法とは!?

それでは、どうすれば頻尿を改善することができるのでしょうか?

本記事では6つの方法をご紹介します。

1.膀胱を鍛える

トイレを我慢する

頻尿の改善には、膀胱を鍛えることが重要です。

「膀胱を鍛えることなんてできるの!?」と思うかも知れませんが、意外と簡単な方法で膀胱を鍛えることができます。

膀胱を鍛えると、膀胱の弾力性が戻ってくるので、少しずつ溜められる尿の量が増えてきます。

膀胱を鍛える方法は簡単です。

「トイレに行きたい!」と思ったとき、我慢してください。

最初は3分程度我慢することから始めましょう。

我慢する時間を少しずつ伸ばしていくことで、尿を溜める膀胱の機能が徐々に回復してきます。

注意
我慢のしすぎにはくれぐれもご注意ください。このトレーニングは、「いざとなったらすぐにトイレに行ける環境」で行うことが大切です。

2.骨盤底筋体操を行う

女性は、閉経による女性ホルモンの減少や、妊娠・出産で骨盤の底の筋肉(骨盤底筋)が弱くなりやすいと言われています。

骨盤底筋は、膀胱や尿道を支えているため、この筋肉が衰えると頻尿残尿感といった症状が出やすくなるのです。

しかし、骨盤底筋は誰でも簡単に鍛えることができます。

    骨盤底筋を鍛えるエクササイズ
  • STEP.1
    仰向けに寝て、ひざを立てます。
  • STEP.2
    膣や肛門をキュッと締めるイメージで力を入れます。10秒間キープしましょう。
    エクササイズ
  • STEP.3
    力を抜いてリラックスしてください。
  • STEP.4
    2と3の動作を1セット10回として、朝夕1セットずつ行いましょう。

3.体を冷やさないようにする4つのツボを押す

冷えは頻尿の大敵ですので、冷え性対策を万全にしましょう。

すぐにできる冷え対策
  • 冷房の効いたところに行くときはひざ掛けや羽織物を持参する。
  • 飲み物を常温にし、温かい食べ物を食べるようにする。
  • ストレッチをして血行を良くする。
  • 使い捨てカイロで体を温める。

さらに、頻尿対策を考えるのであれば、下腹部とおしりにある4つのツボを温めるのが効果的です。

下腹部にある2つのツボ
下腹部には「関元(かんげん)」「中極(ちゅうきょく)」というツボがあります。
「関元」はおへその指3本分下、「中極」はおへその指5本分下にあります。

引用元:https://harico-tokyo.com/blog/144/

おしりにある2つのツボ
おしりには「中髎(ちゅうりょう)」「次髎(じりょう)」というツボがあります。
「中髎」はおしりの割れ目の上の骨の先端、「次髎」は「中髎」から指2本分上のところにあります。

中髎・次髎

引用元:http://www.concerto-harikyuu.com/tyuuryou/

それぞれのツボに貼るタイプの使い捨てカイロを貼って温めてください。

4.泌尿器科を受診する

泌尿器科

色々な対策をしても頻尿が改善しないときは、勇気を出して泌尿器科を受診しましょう。

頻尿に悩む人は多いものの、病院を受診して治療を受けている人はとても少ないのが現状です。

病院では薬を使った治療なども行われます。

また、頻尿の背後に大きな病気が隠れていることもあるので、心配な場合は泌尿器科で詳しい検査を受けてください。

トイレが近い!男性の頻尿の原因

頻尿に悩む男性もまたたくさんいます。

その原因は、過活動膀胱体の冷えカフェインビールの摂取など、女性と重なりますが、男性だけに見られる原因があります。

それが、前立腺肥大です。

前立腺肥大とは?

尿意

前立腺とは、男性の尿道を囲むようにある生殖に欠かせない臓器です。

通常はクルミほどの大きさですが、40代ごろから徐々に大きくなってきます。

大きくなることそのものは自然な体の変化ですが、前立腺が大きくなることで尿道を圧迫して、頻尿残尿感尿漏れといった症状が出てきてしまうのです。

トイレが近い!男性の頻尿の予防・対策方法とは!?

男性の頻尿対策も、基本は女性と同じです。

  • 体を冷やさない
  • カフェインやアルコールを摂り過ぎない

この2つは心がけましょう。

その上で、前立腺肥大を予防・改善することが大切です。

下半身の運動不足を解消する

前立腺が肥大する仕組みは、実はまだよくわかっていませんが、下記がリスク要因ではないかと考えられています。

前立線肥大の要因
  • 男性ホルモンの変化
  • 食事の欧米化
  • 下半身の運動不足

普段デスクワークが中心で座りっぱなしの時間が長い人は下半身が運動不足になりやすいので、積極的に下半身を動かすようにしましょう。

前立腺肥大を予防・改善するのに効果的な運動が「快尿スクワット」です。

簡単な動作なので、ぜひ行ってみてください。

    快尿スクワットのやり方
  • STEP.1
    足を肩幅より10cm~15cm開いて立ちます。両手は体の横に自然に下ろしてください。
  • STEP.2
    つま先少し外側に向けます。
  • STEP.3
    息を吸いながら、ゆっくりと腰を落としていきます。この時イスに座るようなイメージで、ひざがつま先よりも前に出ないように行いましょう。
    スクワット
  • STEP.4
    太ももが床と平行になるまで腰を落としたら、ゆっくりとひざを伸ばして姿勢を戻します。
  • STEP.5
    3と4の動作を10回1セットとして、1日3セット以上行いましょう。

最初は1日3セットを目安に行い、慣れてきたら徐々に回数を増やしていってください。

男性の場合でも頻尿に悩んだら、なるべく早く泌尿器科を受診することも大切です。

「頻尿は前立腺肥大の影響」と思っていたら、実は前立腺がんの症状だったということもあるので、少しでもおかしいなと感じたら、病院で診察を受けるようにしてくださいね。

まとめ

頻尿は日常生活にも大きな影響を与える困った症状です。

少しでも「困ったな」と感じたら、気軽に泌尿器科で相談してみましょう。

頻尿に悩む人は、決して少なくありません。

人によっては頻尿の背後に糖尿病やがんなどの大きな病気が隠れていることもあるので、「たかが頻尿」と思わず、必要に応じて病院を受診しましょう。

BoDiSIL編集部

本記事のポイントをおさらい
  • 頻尿の原因は過活動膀胱、冷え、加齢、利尿作用のある飲み物の摂取、子宮筋腫、前立線肥大、など様々
  • 下腹部の「関元(かんげん)」「中極(ちゅうきょく)」、お尻の「中髎(ちゅうりょう)」「次髎(じりょう)」を温めると効果がある
  • 快尿スクワットなど、下半身の運動を行う
  • 受診すべき診療科は泌尿器科